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2019年6月29日 (土)

気まぐれアトリエ日記(1096)・・・異業種交流

Img_3473 生徒Nさんの知人のTさんは航空自衛隊浜松基地でジェット戦闘機のパイロットをしていた人だ。以前、ジャズライブの会で同席し、いろいろお話をさせてもらった。退職後はジャズスナックを経営して、店に招かれたことがあった。

先日Nさんから、Tさんがジャズライブをするから行かない?と誘われた。会場には私の教室展に来てくれる人達もいた。退職後で、過去の肩書に関係なく飾り気のない付き合い方だと感じた。

Nさんは、教室展に来てくれる人達を教えてくれた。Oさんは大手企業でアメリカの支店長をしていた人だというが、そんなそぶりを見せない普通の大らかなおじさんだ。「先生の教室は、みんな個性的ですねー。いつも楽しみにしています」と云ってくれた。

隣りに座っているおじさんは板屋町でMという宝くじ売り場をしていると云った。私は「30数年前、Mさんで宝くじを買ったんですが当選番号を調べていたら組番からすべて合っていたので思わずヤッターと叫んだんですが、よく見ると下二桁目の5が6だったんです。

その当時、1等8000万円で前後賞を合わせると1億2000万円。それがただの紙屑になってしまった。今でも交通事故防止用にハズレ宝くじはとってありますよ。あの時当たっていたら人生変わっていたかもしれないですよね」

「あれがうちの店で最初に出た大当たりだったんです。あれからうちで買う人が増えて売り場も大きくなりました」「Mさんのところはよく当たるって評判ですよ」「数が出ますからねえ。確率の問題です。1億2000万円が当たったお婆さんに、帰り道危ないことがあってはいけないと息子さんにガードをするよう電話したんですが、あとでお婆さんから苦情が来ました。家じゅうにバレて親族全員が大もめになっちゃったって」生々しい話であった。

航空自衛隊の元指令補は「味噌汁に使うジャコは肴町のMまで買いにいきます。魚は〇〇で、野菜は〇〇・・・」と料理の話。奥さんが病気になってから家事を一手にやってきて、今は一人暮らしだという。すべての荷を降ろした初老男性として笑顔で話をしている。

前に座っていたのは、20年前鴨江教室に通っていたUさんの奥さんだということがひょんなことからわかった。「その後、主人は7回手術をしまして」「僕には何も云わなかったなあ」「そういう人ですから」20年経って、初めて辞めた理由を知った。

金属加工会社を経営している生徒のYさんが「先生はもっと異業種交流するといいがなあ。オレなんか毎晩交流しているよ」スナックでなんの交流をしているかは知らないが。

教室の帰り際「今日もなにも得るものなかったなあ、さあ帰るか」と云って出ていく。笑っちゃうしかない。こんな芸当が出来るのも異業種交流で身につけた遊び心なのかも知れない。

私は絵の仲間以外ほとんど知らないので、いろんな経験をした人達は絵の仲間とはまたひと味違った空気をまとっているもんだなあと思った。

 

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