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2019年6月30日 (日)

気まぐれアトリエ日記(1097)・・・雲上の茶店

Img_3489 月末の休日も残り少なくなった。久しぶりに山の方へドライブに行こうと、カミさんとその友人のHさんを誘った。いなさJCから三遠南信道で三河川合へ出て、そこから県道で東栄町へ向かうと、川には鮎釣りの人達がいっぱいだった。Hさんが鮎づくし料理を予約してくれてあったので迷いながらその店を探し出した。店に入ると大きな自在鉤のある部屋に通された。

焼きたての若鮎は初夏ならではの香りがして、とても美味しかった。ゆっくり味わってからHさんが「近くの山道をのぼったところに雲上の茶店があるから行ってみましょう。かき氷が美味しくてスケッチには最高のところですよ」

細い山道を5キロほど走ると峠に茶店があった。山並みが圧倒的なスケールで迫ってくる。手前には茶畑、眼下には民家の屋根が見える。ここのかき氷はたしかに美味しかった。店の奥さんが「今朝の雲海凄かったんですよ」とスマホの写真を見せてくれた。目の前まで雲が湧いて幻想的な風景だった。

日本のチロルと呼ばれる下栗の風景と似ているが、ここはテラスから何人でもスケッチできる。教室でも来れるといいなあと思いながら、とりあえず写真を撮った。近くの山頂には天文台のようなドームが見える。空気が澄んでいて、夏は反射望遠鏡で星空を見る人達で賑わうそうだ。

来た山道を下って東栄温泉に向かった。温泉の裏を流れる大千瀬川には奥三河のナイアガラと呼ばれる「蔦の渕」が川幅いっぱいに水音をたてて落ちていた。それを見てからふたりは売店でコーヒータイムをするという。私はその間に温泉に浸ることにした。

温泉の玄関で新城在住の画家Sさんとバッタリ会った。「どうしたんですか?誰と?」こんなに遠くまでと思ったのだろう。私は小指をたててみせた。アアと頷き、目くばせをしながら去っていった。そんな気のきいたものはいないよ。

三遠南信道が開通してから奥三河はグッと近くなり、浜松から1時間半で到着する。梅雨の晴れ間を縫って訪ねた山の初夏、 美味しい空気を胸いっぱいに吸い込んだ一日であった。

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